シルベストサイクルのスタッフ&ベテランチームメンバーによる「どうしてもおすすめしたい」サイクルグッズのインプレッション集です。
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てnち山崎ですicon_tenchokai_1.jpg

お約束のこの↓サドルのお話をさせてくださいね
ffff 004b
このサドルは、SMPの「クロノ」というTT用のサドルをベースに
アティークのきたさんにお願いして
下↓のTTバイクのために大幅な加工、カスタムをしていただいたものです
ffff 002b
009_20110613211933.jpg 色もバイクに合わせてもらいました
すばらしい完成度でしょ

主な変更は下の比較写真を見ていただいたら一目瞭然なのですが
dsgfsdgdf.jpg
下の黒いのがオリジナルで、それを上のように鼻先にも座れるようにしてもらいました

TTのときなど、エアロバーを握って加速したいときなど
どうしてもお尻が前に移動してしまう
・・・そんなときにも苦痛なくペダリングが維持できるように・・・という狙いです

鼻先の盛り上げは、ベース材が接着性のよくないものだったようで、かなりの苦労を強いてしまったようです
そのあたりはきたさんのブログ↓に詳しく述べられていました
http://jonny40.blog92.fc2.com/blog-date-201106.html6月14日の記事です


今回の加工のベースに使用した「SMP」のサドル群は
私の大のお気に入りで、数台あるバイクの全てをこれにしているほどです

そのあたりのお勧め記事は
5年も前の2006年の「これはエエよ」↓に書いていました
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-929.html(今年春にリメイクしています)
(お暇なときに見てくださいね)

上の記事の中でも触れている「SMP」のどこが従来のサドルに比べて良かったのか・・・? なのですが
まずこの↓写真を見てください
ttttt.jpg
人間の股間部分の MRI 断面写真をSMPサドルの上に乗せた写真なのですが
赤い線で書いたように
股間の断面のアールが見事にサドルのアールに沿っています
これにより
より大きな面積でサドルと股間部が接触し、
一点にかかる圧力を数分の一にも分散させていると言うわけです

右側の”B”では骨盤をTTバイク時を想定して前傾させてみたものです
こうした、
アール面で股間にコンタクトするサドルの利点を生かすためには
骨盤の前傾度合いにあわせてサドルの角度を変えてやる必要が出てきます


余談
アリオネに代表される上面が平坦なサドルでは、
「骨盤の前傾度合いにかかわらず水平が基本」と言われますが
それもこの写真で解りますね
股間のどの部分が接触するか?が変わるものの、
接触する部分の面積は変わらないからです

上面が平坦なサドルにもいくつもの利点があると思ってるんですよ


これらは2006年の「これはエエよ」の記事なかもでこの↓写真を使って書いています
SN2529841_20110708090005.jpg



さあ、今日の記事で大事なのはここからなのです
上の写真のような横からのビューではなく,
この↓写真にかかわる前からの断面に工夫をしてもらったのです
SN2529861_20110708090006.jpg


ヒントはこの↓トライアスロン向けのこの「COBB」のサドルにありました
2011052712174059f.jpg
このサドルの上面の横幅は6cm以上もあって
「え~~こんなんで大丈夫なん?」
と思ったのですが、ちゃんと座れて、内股にも擦れないのです

・・・・・と
話を進める前に下↓のイラストを見てください
dgdgs_20110716163930.jpg
男性の場合は性器のおかげで見えにくいのですが
人間の股間は↑こんな風に下にやや膨らんだ丸みを持っています
間違っても右に四角く囲った中のイラストのように上に丸い形状じゃないのです

そして

この部分に自分の手を当ててみてください
平均して自分の指3本分くらいの幅があるそうなのです


・・・・で


次のイラストも見てください
vvvdgs_20110716170216.jpg

その股間部分に
新旧のサドルの断面を当ててみたイメージ図です(斜線はサドルの断面です)

一番上の ① が、旧来の製法(牛革を丸めて作る)を踏襲した形状です
尿道(女性の場合は敏感な性器部分)にピンポイントであたってしまっています
(最近はこんなサドルは減ってきて、穴あきでなくっても、
サンマルコやセライタリア等でもここの上面が平坦なものが増えてきましたね)


真ん中の ② は、SMPサドルの断面です
尿道は避けながら、股間部にかなり広い面積で当たるようになっています
ただ、上部より下部が広い断面になっています


一番下 ③ は、今回「COBB」サドルからヒントを得て作っていただいた形状です
上面は下端より広く48mmにもしてもらいました

これらにより、尿道は避けながら、縦にも横にもより広範な面積で
自分の股間部とサドルがコンタクトするようにしていただきました
これにより
かつてない快適性を生むことが出来たと思っています


造形用のクレー粘土を買って、下↓の写真のように
001_20110613212035.jpg
モデルを自作して、喜多さんの工房に持ち込んで製作の無理をきいて頂きました

前乗りに対応するように、スポンジクッションも2.3mmだけ敷いてもらいました

zxvzx.jpg

私のお尻専用?なのかも分かりませんが
ほんとに

これはエエ出来です

最高でした。タイムトライアル以外にも使いたくなりました



(おまけ)
これは、堀記理子の全日本TT用のサドルです
よく似ていますが、幅が違い、パッドの厚みも少し厚めになっています
また、
サドルの前後長さがオリジナルと1mmも変わらないように配慮してあります
004_20110613082552.jpg



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