お久しぶりです てnち山崎です 
今日は「パワーメーターが無くてもパワートレーニングができる」と言うお話です
普段からこのコラムを読んでいただいている皆さんなら
パワーメーターを利用してパワートレーニングをすることの有効性や
東大の西薗選手をはじめとして、このトレーニングで
飛躍的に競技力を向上させた例をたくさんご存知のことと思います
私も4月の声を聞く今頃になって
パワートレーニングをやっとスタートし始めています
例年、
早く上げすぎて、たれてくるのも早くって、6月には息切れ(笑)気味だってんで・・・・
今年はわざと遅らせているのです
3月半ばまで「ベース走の時期」として、パワーメーターではなく心拍計を見ながら、
ここは我慢と淡々と走っていました (LSDは今でも心拍計重視なんですよ)
そして今
やっと心拍計よりもパワーメーターの数字を重視した走りに切り替え始めたところです
昨今は
パワーメーターも色々出てきましたが、いずれも高価なのがネックですね
私は
比較的安い「アイバイク」を使っています
最近やっと使いこなせるようになって、
機嫌よく動くようになってきたので結構うまく使っています
・・・でもやっぱり高いですよね
それと、
パワーメーターによる反復トレーニングをするにも
なかなかいい練習場所や時間が見つけられないのも事実で
どうしても自宅でローラー台の上で・・・と言う方が多いのではないでしょうか
もしあなたが
ローラー台がパワートレーニングの主戦場と言うなら
お得な提案があります
固定ローラー上では、速度とパワーがほぼ一定なのです
すなわち
ギア比やケイデンスにかかわらず(極端なケイデンスは不可ですが)
XXkm/hのときは、いつでも ○○ワット
・・・・と思っていいのです
ですから
普段使っているサイクルコンピューターだけでパワートレーニングができるのです
これには速度を前輪ではなく後輪で拾うメーターであることが必須ですが・・・
実は
少し前にサイクルスポーツ誌の「これ超エエよ」と言うコラムで
紹介させていただいた
それこそ「超」良くできたローラー台があるのです
ジャイアントの「サイクロトロン フルード」と言うのですが (後半で詳しく解説してます)
それを使っての実例を紹介します

上の表やグラフは、
ジャイアントの「サイクロトロン フルード」に
「パワータップ」と言うパワーメーターを付けたロードバイクをセットして、
色々なギア比で繰り返し走っていただいたデータです。(IKMさんご協力有難うございました)
(バイクの空気圧とローラーの圧着圧によって多少上下しますので、これを一定にしておくことをお勧めします)
・・・・で、トレーニングの実例ですが
たとえば私なら
30分位のアップの後に
240W(25km)位を10分
300W(28km)位を3分X5セット
400w(33km)位を70秒を3セット・・・等々(ちょっとサバよんでますなぁ―笑)
何ワットが自分にとっていいのかは、実際に3分とか1分とかを走ってみたらすぐにわかります
たとえば
260Wで始めて1分しかもたなかったら240wにしてみるとか・・・です
(それが、みるみる260wが可能になり280wが可能になってくるから不思議です)
もちろんこれは、
ジャイアント以外の他のローラー台でも可能ですが
マグネットなどで負荷が変えられるものは、負荷によって大きくワット数が変わりますので
一定の負荷のところでトレーニングをされることをお勧めします
(たとえば負荷を”3”に固定しておくとか)
以下
サイスポに載せたこのローラー台のお勧め記事を、ダイジェストして紹介しておきますネ

ジャイアントの2011モデルの内覧会でこの「サイクロトロン フルード」に出会ったときに、
すぐに「あ!これや!」と飛びついてしまいました。
自分が理想として想い描いていた、固定タイプのローラー台の理想がほぼ網羅されていたからです。
この「サイクロトロン フルード」。
まず一目見たときに惹かれたのは、 ローラーの太さでした。従来の一般的なものの倍、直径70㎜もあるんです。

これならローラーの回転数は約半分となり、音が静かになるのは言うまでも無く、
同じ密着圧ならローラーがタイヤに食い込む度合いも半減されます。
これらにより、
タイヤが長持ちし、ゴムかすなどの飛散も減ることが期待できます。
タイヤの変形から発生する音は意外と大きく、熱もかなりのものだったのです。
その熱の対策も、「ほほぉ~」でした。
大口径になったローラーの内部にファンが仕込まれていたのです。
これで、
ローラー自体と高温になるフルードの負荷装置部分の冷却を同時にするというから実に良くできています。
フライホイールの重量感もかつてないものでした。

3本ローラーでも競輪用の大きな口径の物は慣性が働いて実走感がリアルだったのですが、これも同じ働きを狙っています。
肝心のインプレですが
思い通り静粛性はかつてないものでした。
聞こえるのは、チェーンがギアに接する音だけ、高速になってもこれはほとんど変わりません、
40㎞/hで走っても20km/h同等のローラーの回転なのですからそれはそうでしょう。
驚いたのは「低振動」
ローラーなどの精度が良いからなのでしょうがマンションなどでは、
音よりも振動が気になるだけにこれは高得点です。
実走感もかなりのもので、
これなら長時間の走行も苦にならないきわめて高いレベルに仕上がっています。
ローラーの回転数が低いと負荷を上げるのが至難なのですが、
カタログの「500W以上の負荷を常用するリアルレーサー向けサイクルトレーナー」との表記に偽り無く、トップギアにシフトアップできないほどの大きな負荷が得られます。
磁力ではなくフルードによる負荷ですから一定で滑らかな抵抗感は好印象です。
全てが大きく重量もあるのですが、
それが奏功した安定感も加わって実に心地良くトレーニングができます。
「高額なってもいいから最高の物を作りたい」と言う技術者の心意気がトレーニングを後押ししてくれそうな・・・
これは芸術品なのかもしれませんね。

今日は「パワーメーターが無くてもパワートレーニングができる」と言うお話です
普段からこのコラムを読んでいただいている皆さんなら
パワーメーターを利用してパワートレーニングをすることの有効性や
東大の西薗選手をはじめとして、このトレーニングで
飛躍的に競技力を向上させた例をたくさんご存知のことと思います
私も4月の声を聞く今頃になって
パワートレーニングをやっとスタートし始めています
例年、
早く上げすぎて、たれてくるのも早くって、6月には息切れ(笑)気味だってんで・・・・
今年はわざと遅らせているのです
3月半ばまで「ベース走の時期」として、パワーメーターではなく心拍計を見ながら、
ここは我慢と淡々と走っていました (LSDは今でも心拍計重視なんですよ)
そして今
やっと心拍計よりもパワーメーターの数字を重視した走りに切り替え始めたところです
昨今は
パワーメーターも色々出てきましたが、いずれも高価なのがネックですね
私は
比較的安い「アイバイク」を使っています
最近やっと使いこなせるようになって、
機嫌よく動くようになってきたので結構うまく使っています
・・・でもやっぱり高いですよね
それと、
パワーメーターによる反復トレーニングをするにも
なかなかいい練習場所や時間が見つけられないのも事実で
どうしても自宅でローラー台の上で・・・と言う方が多いのではないでしょうか
もしあなたが
ローラー台がパワートレーニングの主戦場と言うなら
お得な提案があります
固定ローラー上では、速度とパワーがほぼ一定なのです
すなわち
ギア比やケイデンスにかかわらず(極端なケイデンスは不可ですが)
XXkm/hのときは、いつでも ○○ワット
・・・・と思っていいのです
ですから
普段使っているサイクルコンピューターだけでパワートレーニングができるのです
これには速度を前輪ではなく後輪で拾うメーターであることが必須ですが・・・
実は
少し前にサイクルスポーツ誌の「これ超エエよ」と言うコラムで
紹介させていただいた
それこそ「超」良くできたローラー台があるのです
ジャイアントの「サイクロトロン フルード」と言うのですが (後半で詳しく解説してます)
それを使っての実例を紹介します


上の表やグラフは、
ジャイアントの「サイクロトロン フルード」に
「パワータップ」と言うパワーメーターを付けたロードバイクをセットして、
色々なギア比で繰り返し走っていただいたデータです。(IKMさんご協力有難うございました)
(バイクの空気圧とローラーの圧着圧によって多少上下しますので、これを一定にしておくことをお勧めします)
・・・・で、トレーニングの実例ですが
たとえば私なら
30分位のアップの後に
240W(25km)位を10分
300W(28km)位を3分X5セット
400w(33km)位を70秒を3セット・・・等々(ちょっとサバよんでますなぁ―笑)
何ワットが自分にとっていいのかは、実際に3分とか1分とかを走ってみたらすぐにわかります
たとえば
260Wで始めて1分しかもたなかったら240wにしてみるとか・・・です
(それが、みるみる260wが可能になり280wが可能になってくるから不思議です)
もちろんこれは、
ジャイアント以外の他のローラー台でも可能ですが
マグネットなどで負荷が変えられるものは、負荷によって大きくワット数が変わりますので
一定の負荷のところでトレーニングをされることをお勧めします
(たとえば負荷を”3”に固定しておくとか)
以下
サイスポに載せたこのローラー台のお勧め記事を、ダイジェストして紹介しておきますネ

ジャイアントの2011モデルの内覧会でこの「サイクロトロン フルード」に出会ったときに、
すぐに「あ!これや!」と飛びついてしまいました。
自分が理想として想い描いていた、固定タイプのローラー台の理想がほぼ網羅されていたからです。
この「サイクロトロン フルード」。
まず一目見たときに惹かれたのは、 ローラーの太さでした。従来の一般的なものの倍、直径70㎜もあるんです。

これならローラーの回転数は約半分となり、音が静かになるのは言うまでも無く、
同じ密着圧ならローラーがタイヤに食い込む度合いも半減されます。
これらにより、
タイヤが長持ちし、ゴムかすなどの飛散も減ることが期待できます。
タイヤの変形から発生する音は意外と大きく、熱もかなりのものだったのです。
その熱の対策も、「ほほぉ~」でした。
大口径になったローラーの内部にファンが仕込まれていたのです。
これで、
ローラー自体と高温になるフルードの負荷装置部分の冷却を同時にするというから実に良くできています。
フライホイールの重量感もかつてないものでした。

3本ローラーでも競輪用の大きな口径の物は慣性が働いて実走感がリアルだったのですが、これも同じ働きを狙っています。
肝心のインプレですが
思い通り静粛性はかつてないものでした。
聞こえるのは、チェーンがギアに接する音だけ、高速になってもこれはほとんど変わりません、
40㎞/hで走っても20km/h同等のローラーの回転なのですからそれはそうでしょう。
驚いたのは「低振動」
ローラーなどの精度が良いからなのでしょうがマンションなどでは、
音よりも振動が気になるだけにこれは高得点です。
実走感もかなりのもので、
これなら長時間の走行も苦にならないきわめて高いレベルに仕上がっています。
ローラーの回転数が低いと負荷を上げるのが至難なのですが、
カタログの「500W以上の負荷を常用するリアルレーサー向けサイクルトレーナー」との表記に偽り無く、トップギアにシフトアップできないほどの大きな負荷が得られます。
磁力ではなくフルードによる負荷ですから一定で滑らかな抵抗感は好印象です。
全てが大きく重量もあるのですが、
それが奏功した安定感も加わって実に心地良くトレーニングができます。
「高額なってもいいから最高の物を作りたい」と言う技術者の心意気がトレーニングを後押ししてくれそうな・・・
これは芸術品なのかもしれませんね。
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
http://kiama.blog32.fc2.com/tb.php/869-ed67b2c2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック