シルベストサイクルのスタッフ&ベテランチームメンバーによる「どうしてもおすすめしたい」サイクルグッズのインプレッション集です。
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どもども、帰ってきました

今回のアメリカは、
実は、スペシャライズド社の「デイーラー・カンファレンス」
にご招待いただいての出張だったのです

現地4日間のここでの内容は、
同社の2010年新モデルに関する解説を受け、徹底的に試乗をして
さらに
感想や意見を出し合い、将来の製品に活かしていくというものでした

多数の素晴しい新製品とその開発の経緯、
さすがの規模とその気迫に感銘も受けました
これらは、
これからしばらく (特に「これはエエよ」な物に絞って)
順次、このコラムでも紹介させていただこうと思っています

さて
このカンファレンスのカリキュラムの中でも とりわけ興味深い内容だったのが
「BG = Body Geometry、ボディージオメトリー 」(生体の幾何学的検証とでも訳せるのでしょうか)
・・・のサドルやシューズ等の製品群の開発にかかわる一連の話しと
このBG理論に基づいたフィッティング「BG-FIT」でした
開発者の Roger Minkow(ロジャー・ミンコウ)博士↓とも個別にお話しさせていただく機会もありました
無題
h2h1gvvhh 080
博士が手に持っておられるのが
博士のニックネームを冠した秀逸な新作「ROMIN (ローミン)」です

これについても追って紹介しますが・・・


今回は宿題の「アティークオーダーサドル・TT用」の解説です

ご存知のように
「アティーク」の工房で各自のおしりの型を採取して完全にオーダーメイドで作れるサドルです

h2h1gvvhh 055
文字通り今回はTTバイク向けのサドルのオーダーだったのですが
TTの要素を加味したということで、一般のロードバイクに充分快適に使えるサドルです
そして追加して言うと、期せずして前出の「ROMIN (ローミン)」サドルに酷似したコンセプトを持っていました
h2h1gvvhh 053
005_20090617122048.jpg
今回はクレイモデルの削り込みもさせてもらいました
(この作業はサンツアーで製品開発をしていた時にたらふくやっていましたからお手の物です)


考え方の基本にあるのは
SMP↓や
06prova.jpg
スペシャライズドのBGサドル↓
BXBBB.jpg
・・・と同様に骨格の認識
そして
骨格へのコンタクトポイントを大きな面積で分担すること
恥骨付近と坐骨付近の二箇所のコンタクトポイントを持っていて、
その高低差↓を意識すること
dasasas.jpg


恥骨が当たる部分は、恥骨縫合部や尿道などに干渉を少なくするために
真ん中をやや凹め↓
恥骨の両端部を安定して受ける(赤い)部分を確保すること
この部分の左右幅は個人に合わせて必要十分に確保すること
(これより先の先端部は内股との干渉を考えて細くしたほうがいいですが・・・)
h2h11gvvhh 057


前出のRoger Minkow博士も言っていたのですが
下の↓赤い部分は、せり上がっていることによって
上体の前傾を持ち上げるようにフォローしてくれる働きがあってフォームの安定につながる
・・・・という働きがあるようです
GGGFDRT.jpg

と、ここまでは一般のロードバイクのサドルにも共通しているのですが

以下がTTバイクのための特別仕様です
下の写真のように座るポイントを合わせて並べてみると解り易いのですが
鼻先の3㎝程をカットして、うしろを伸ばしたような設計になっているのです
xzzxcxczxc.jpg
私はかねてから、安全走行のため、一貫して(小柄な人は特に)出来るだけ後輪に重心が残るように
ハンドルもサドルも後ろよりにセットすることを推奨してきました
(詳しくは過去の「これはエエよ」↓を参照してください)
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-335.html
でも、原則として下り坂や急減速が無く、しかもきつい上体の前傾が要求されるタイムトライアルでは
サドルの前のほうに腰掛けることが一般的です

トライアスロンの規則ではサドルを前にかなり出せるのですが、
ロードのTTの規則では他の一般ロードレースの規則に準じるためあまり前に出せません
(これは日本選手など短足選手にはかなりの死活問題です)
そこで、
このようにサドルの前のほうにシッティングポイントを持ってきたサドルを作ってもらった
というわけです

とにかく素晴しい出来でした
厳しい前傾で会陰部をサドルに押し付けるような状態で
その部分にほとんどスポンジが入っていないにもかかわらず
抜群の快適性で、しかも安定した回転も維持できました

007_20090620123730.jpg
ヌードの状態ではこんな感じ、美しいカーボンの造形でしょ
しかも140g程度と超軽量なサドルなのです

表皮は何度でも張替えが可能(有料ですが)なので
長い目で見るとコストパフォーマンスにも優れています



アティークのオーダーサドルについて
詳しくは↓こちら
http://www.ac.auone-net.jp/~atik/
http://jonny40.blog92.fc2.com/blog-date-200906.html
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