シルベストサイクルのスタッフ&ベテランチームメンバーによる「どうしてもおすすめしたい」サイクルグッズのインプレッション集です。
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「96%なんてくそくらえ!」って・・・もぅ
また受け狙い(笑)の過激なタイトルをつけてしまいましたが
実は
今発売している雑誌の広告内のコラム「やっぱ速くなりたい」で

「決め付けない」というタイトル書いている記事への補足です

今月の「やっぱ速くなりたい」 ↓をまず見てください(若干加筆)

「決め付けない」・・・・
そう、
自分のフォームや寸法を、あるいは好みをそんなに簡単に決め込んでしまわないで、
絶えずこれまでの自分をつぶして、色々試し続けたいと思っています。
冬場はそのチャンスなのです。

日頃店頭で、
お客様との会話で「私の足はXXの靴にしか合わんねん」とか、
160cm位の身長なのに「俺は175mmクランクでないと踏まれへんねん」、
「私はこのサドル高さでないとあきまへんねぇ」・・・・とか、
これらは極端な例ではあるのですが、
自転車をかじって1,2年でそこまで自分を決め付けずに「もう少し柔軟であってもいいのにナァ」と思うことはよくあります。
お客様のご意見ですし「好みの問題」でもあるので、真っ向からの否定は即座にはしないようにしていますが、
機会を見てなにかの提案はさせて貰おうと思っています。

私は、
35年以上も自転車競技を続けてきているのですが、今も絶えず試行錯誤、トライアンドエラーです。

基本と言うか、だめだったったときに元に戻す「基準になる寸法」は確立して記憶しておきながら、
決め付けずに色々試しています。
私は
何台もロードバイクを使っていますが、
それぞれにクリテリウム用とか平坦ロングラン用とか使用場面の想定があって、
実は、ポジションもかなり大きく変えてあります。
しかもそれを絶えずいじっています。

私の基準サドル高さは
30年間の試行錯誤の末、30年前に当時ナショナルチームコーチだったドイツ人のキリアン氏に算出してもらった670mmにやっぱり戻っていますが、
単独練習用のバイクは
現在サドルを15mmも低くしているのです。
窮屈な脚部関節角度からでもパワーが出せるように・・・
加齢で小さくなりがちな稼動域を食い止めるためにもそうしているのです。

回転練習も敢えてシーズンより長いクランクでしています。

このようにしておくとシーズンインして元に戻したときに稼動域に余裕ができたり、
165mmクランクがいとも簡単に回せたりするのです。

まだ53歳、165mmのクランクしか踏めない身体になるには若すぎますもんね(笑)


・・・・・
先日からの「96%」でポジションに言及していながら
そんなことにこだわらずに・・・ということを書いています

上で書いている
自分のポジションを「基準になる寸法」として記憶しておくのに
下の写真↓「バイクサイズ」で測るという手もありますが(シルベスト各店で有料で計測可能)
SN252793_20090121085837.jpg

要は
①サドルの後退量
②サドルの高さ
③サドルとハンドルの落差
と前出の、
④フーデットラバーとサドル先端の距離
・・・の4点の記憶があればほとんどどんなフレームにも
ほぼ同じポジションが再現できるものなのです

①の「サドルの後退量」を測るのに下のような水平器を使っています
20080307065657s_20090121083814.jpg        xcxzcxrttbx.jpg
しかも、日本でよく言われる膝のお皿の裏あたりからではなく
膝の先端からの垂線がクランク先端になるように・・・・この↑ように測りやすく設定しています
これは「SBCU」(Specialized Bicycle&Components Universityの略称)で教わった方法ですが、糸とおもりを使った方法でも可能です

サドルを15mmも下げて・・・というのは
GFUFJH_20080129073944_20090120160936.jpg
上↑の写真でサドルを低くしたと想定してみてください
膝の位置(黄色い矢印)は変わりませんから、大腿骨はより水平に近くなってきます
股関節も膝関節もより小さな角度から出力を要求されるのがご理解いただけると思います
さらに
前傾をきつくすると苦しさは相当なものです
これも一種の負荷なのです
「稼動域を増やす」というのは単に柔軟体操をするのではなく
効率よく出力できる領域を広げるという意味もあり、それが重要なのです
冬場は危険も多く、
いたずらにスピードを上げたり、寒い山へ向かわなくとも
こんな負荷のかけ方もあると申し上げたいのです


SDGHKHJ1_20090120160914.jpg
タイムトライアル用のバイクは単に前傾が深いのではなく
上の図の赤い線のようにフォーム全体を(サドル後退量を無視して)矢印方向に前倒させて作っています

また
下り坂がないクリテリウムや
登りだけを想定していいヒルクライムバイクでもサドルを前に出したりハンドルを遠くしたりしています
クリテリウムでは低くしたりもします
こんなときは96%くそくらえ(笑)ですね
20070915225923_20090120160944.jpg508477671_45_20090120160951.jpg
前輪と後輪にどれくらいのバランスで乗っているのかを
クラブの皆さんのご協力で調べさせてもらったこともあります

小柄な皆さんのバイクの組み上げの難しさも学ばせていただきました


過去の関連記事のアーカイブス↓
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-248.html 「アンクリングにも利あり?」
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-335.html 「日本人サイズのロード」
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-384.html 「稼動域負荷をかけよう」
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-430.html 「前ハブからフォームを考える」
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-401.html 「上死点を克服する」
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-333.html 「小さいサイズのフレーム比較」
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-405.html 「サドル後退量の測り方」
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コメント
この記事へのコメント
股関節の稼働域を増やせば増やすほど出力はどんどん下がるから大変なことなんですが・・・
日本には間違った解釈が多すぎです
ストレッチなんて試合前にやったら逆に怪我するだけなのに未だに入念にやれなんて言われてますからねー
10年前から海外だと言われてることなのに常識化したものは疑うことはないですからねー
2009/01/29(木) 09:53 | URL | hiro #-[ 編集]
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