シルベストサイクルのスタッフ&ベテランチームメンバーによる「どうしてもおすすめしたい」サイクルグッズのインプレッション集です。
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末尾にさらに追記をしました(1月7日)

あけましておめでとうございます


今年もこの「これはエエよぉ」のコーナーでは
気ままに思いついたことを書かせてもらいます
途中で気が変わって
「あれは嘘でしたゴメン」ってなこともあるかと思いますが

今年もどうかよろしくお願いします

さて
普段雑誌などを見ていると
いかにすれば速く走れるか?の方法ばかりがクローズアップされて
繰り返し掲載されているように思います

自転車、特にロードレースでは、
「下れて」、「曲がれて」、「止まれて」こそ速く走れる思っています
一部(TTバイクなど)下れなくても、曲がりにくくても、止まるのが苦手でも、それでいいバイクや種目もあるにはありますが
やはり、
ロードレースとそのトレーニングでは下りとそのコーナーリングが重要で
この1年を楽しく無事に走り通すには無くてはならない必須科目だと思っています
「安全」は結果的に「速い」のです
06KK1 005
この写真のお嬢さんは下りも曲がりも抜群なのですが

どうも「下りは苦手だ」と言う女性が世の中には多くて
(これには自転車のポジションの制約もあるのですが)
色々レクチャーするのですが、中々難しいようです

どうも恐怖心が先にたって体がガチガチになってしまうようで・・・

そんなときには
「エエか、このタイヤはなぁ、あのツールドフランスのDVDの中で使っているのと同じなんやで、君らの今のスピードの2倍くらいでコーナーに突っ込んでも大丈夫な全く同じタイヤを使ってんのやで」
「そやからそんなに怖がらずに、前の男の人が滑らなかったら絶対に大丈夫やと思って行け!」
・・・と言っているんですが、やっぱりうまくいかないようです

実際そうでしょ、タイヤの物理的な限界は、誰が上に乗っていても同じで
たとえば
あるタイヤに8気圧入れて60kgの体重の人が、30アールのコーナーに侵入するするときの限界速度は、単純に物理的には乗り手の上手い下手には関係ないはずです
ましてや男女や選手の国籍によって滑る滑らないなんてことはありません


でも
でも
なぜか
やっぱり、
違うのです
上手い人はこけないのに、下手な人は滑ってしまうのです
どこが違うのでしょう?

★まず、ブレーキングがあります。
怖くなってコーナーの途中でブレーキをかけてしまって、
これが、
普段は大丈夫なのですが
下りだと後輪の荷重が少なくなっていて、
減速が始まるとさらに後輪の荷重が減って、
いとも簡単にロック=スリップにつながると言う図式です

★急ハンドルも原因です。
恐怖感、速度感覚の不慣れ等から、膨らんでいき、
コースアウトしそうになって、あわててハンドルを切り増しすると、
30アールだったのが10アールになることも良くある話しで、
そうなるとその同じ速度では滑ってしまいます

★前後バランスも重要です。
以前からここコラムで繰り返し書いているように、
小柄な人ほど前輪に多く荷重したバランスで走行せざるを得ない
そんな設計にロードバイクは構造的にそうなってしまっているのです
だから余計に、
低く腰をうしろに引いた姿勢で乗れないとならないのに
怖さが先にたつとどうしてもハンドルを上から押さえようと
より前荷重になって・・・・
あとは↑と同じ経路をたどってしまうのです

★バイクと体の倒しこみが不足しています
倒しこみが不足するとアンダーステアーになって膨らんでいきます
また
体重を路面に上手く乗せれずに不安定になってしまいます
「倒しこんだら滑る」と錯覚している初心者が多いようですが、
バイクを立てていてもタイヤにかかるサイドフォースは変わりません
それどころか
最近の高級タイヤは、トレッドの真ん中を転がり抵抗の少ない(滑りやすく減りにくい)コンパウンドにして
サイドよりを滑りにくいコンパウンドにしているので
倒しこんだ方が滑りにくいことが多いのです(限度はありますが)
(体とバイクは倒しこんでも顔は垂直ですよ)

★路面が読めていません
上で、タイヤはプロ用と同じ位いいんだよって言いました
その通りで
高くて良いタイヤも安いタイヤも摩擦係数は10%も上下しないと思います
(古くなると急に落ちますが・・・)
でも
路面の良し悪しは倍以上の摩擦抵抗の差になってきます
06KK1 091 06KK1 088
この二つは滑りにくいアスファルト路面です
左は豊中店前の新しいタイプの雨でも水が浮かない舗装で高速道路の多くは今はこれです
右は従来の一般的な舗装です(競輪場などはもっと細かく紙やすりみたいになっています)
06KK1 084
これは、悪い例、箕面、高山を北に下りる下り坂にあるアスファルトで、
K山さんやK坂さんをはじめ多くのライダーを餌食にしてきた路面です
遠目には普通のアスファルトなのに、表面がつるっとした硬貨程の大きさの石が(普通はバラスト)アスファルトに入れ込まれています
もともとロードタイヤと路面とのコンタクトは硬貨ほどの面積しかありませんから
これは危険です
おそらく上の二つのアスファルトの半分以下の摩擦抵抗でしょう
ぬれていたらさらにその4分の1くらいになるのではないでしょうか
こういうのを見抜けるようになるのは大事です
こんな路面や、
コケが生えたところ、砂が浮いたところ、油や凍結など
摩擦抵抗が10分の1以下になるところは他にもあります
こんなところで、こけて、そのあとどこでも滑りそうな気分になって下り恐怖症になってしまう人は多いようです(もったいないです)
路面はそれこそ天と地ほどコンデションに差があるのです

こけたら、それはあなたが下手なのでなく(それもあるが-笑)路面のせいなのです

★タイヤは(他はケチってもタイヤだけは)良い物を使いましょう
06KK1 086
うえで「大差ない」ないと書きましたが、良いタイヤを使っていたら、同じスピードで下っていて、「前の人がこけないところは絶対大丈夫」と思えるという効果があるからです。
それとこのパーツは、命に一番関係したパーツだからです
(お奨めのタイヤたち)↓
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-276.html
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-20.html
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-104.html

★空気圧も大切です
大変乱暴に言いますと、
大概のクリンチャータイヤは体重70kgで8気圧、60kgで7.5気圧くらいなのではないでしょうか、体重には関係します、
あと
雨天でもさらに05気圧落とすようにしています

今年も無事故で楽しみましょうね



大切な追記(1月4日)
あのぅ
いつも書いているのですが
無理は禁物
「下りは練習してはいけません!!」
自然に上手くなってくるのを待ちましょう
上手くなってきます

まちがっても
限界速度を試すようなことしてはいけません
無限大のリスクのわりに得られるものはわずかですョ

下りの「コツ」だけ真似をしてみてください


★慣れてくると滑りはじめがわかるようになってきます
お尻が路面の状況をセンサーしてくれるようになってきます
またリカバリーもできるようになってきます
(リカバリーのためには自転車の前後バランスで良い位置に乗っている必要があって、ハンドルに乗りかかっているようなポジションではリカバリーはできません)

★機材では、前フォークが特に大事です(フレームの倍くらい大事ですョ)
やわなカーボンフォークだとどんどん膨らんでいってしまいますし
良いフォークだと思ったライン上をびしっとトレースできるものです

1月7日さらに追記
上の写真の女性
拡大して見ると本当に良いですね
hjdfhgkgd.jpg

顔の角度
視線
外脚荷重
ハンドルを前に押している
自転車の倒しこみ
肩の構え
首の感じ
腰の構え
前後のホイールへの適正荷重

・・・でなおかつ
謙虚に
安全マージンのある速度を守れたら完璧です


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2008/01/05(土) 12:39 | | #[ 編集]
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