シルベストサイクルのスタッフ&ベテランチームメンバーによる「どうしてもおすすめしたい」サイクルグッズのインプレッション集です。
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今も時々
お客様から「96%になってないんやけど、エエんかなぁ」
という質問を受けます
そのたびに、
「96%という人がたまたま多くって、平均の値もそのあたりであっただけで、各自の最適値は異なるんですよ」
・・・と申し上げています

何の話か?って
今年の1月にこの「これはエエよ」のコラムで
サドルの先端とブレーキブラケットの距離(SB寸法と勝手に命名しました)が
サドル高さの96%になっている人が多く。平均もそのあたりです
・・・と書いたところ
反響が大きく
雑誌にも大きく取り上げられたんです
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そのときにも、
96%が良いのではなくて「各自の最適なSB値は個別にあるんですよ」
と繰り返し言っていたのです

取り上げていただいた雑誌「バイシクルクラブ」では
取材記者と主に、その法則性の検証=多くの計測データから各自の最適なSB値を割り出す方法の検証を試みました

これには、私にも相当な自信があって
半年経過した今も
過去のどのライディングポジション割り出し方法よりも信頼性も汎用性も高いと思っています
でも
冒頭の「96%になってないんやけど、エエんかなぁ」に象徴されるように
理解が浸透しているとは思えないので
この機会にもう一度復習させていただきたいと思います
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記事の中にこんなページがあったと思いますが
このページが一番大事です

まず基本になるのが
各自の脚の長さの身長に対する比率です
サドル高さが股下寸法の0.88ないし0.87程度で設定されているという前提で
サドル高さが身長の何%か?で「基本係数」を出します
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この↑写真の表にあるように
私の場合ですと
サドル高さ670mm(股下770㎜ X 0.87でSPD・SLペダルで)
身長1690mmで670/1690≒0.395(短足ですね)・・・ということは
基本係数は約0.97
サドル高さ670mmの97%=650mmがSB寸法(サドル鼻とブラケット間の距離)ということになります
(ボーネン等は、この基本係数は0.92程度でした)

でも
これはあくまで基本係数
これに各自の様々な修正係数を掛け合わせて修正。個々人への精度を高めていきます

最初は手の長さ
手の長さは身長との比較が基本です(背中&腕を壁に当てて、壁の長さで測ってください)
手を左右にいっぱいに広げ、右手先端から左手の先端までの長さが
身長より3㎝を越えて長い場合は、上記の基本係数に1.02をかけます
手が長いとその分ハンドルが遠くて当たり前ということです
逆は0.98をかけましょう
(私は手の長さは、ほぼ平均値です。とういことは1.00ですので数値は変わらずです)


次に経験や習熟度、柔軟性です
これは自己申告で構いません
全くの初心者なら基本係数に0.98を掛け算し
乗り慣れた方や柔軟性に自信がある方は、基本係数に1.02を掛けます
(私は体は硬いものの、経験値は高く1.01を掛けることにしました)

次は年齢です
今は中年の運動能力が著しく向上していますので
40歳を境界線にしてみました
40歳未満は1.00,40歳以上は0.98を掛ける事にしました
(私は54歳ですので0.97かも?です)

次は その自転車の用途です
ツーリングのみだったら乱暴ですが0.98
ヒルクライムや耐久レース中心なら1.00
レース志向や平坦志向が強いのなら1.02・・・をそれぞれかけます
(私は1.01あたりでしょうか)


・・ということで
私の場合
基本係数0.97 X 1.00 X 1.01 X 0.97 X 1.01で、結果≒0.96になるという式です
サドル高さ670 X 0.96 ですから 「643㎜」
現在の私のSB寸法の実測が645㎜ですから、私の場合はほぼジャストです

(ボーネンの例では0.92だった基本係数が、
習熟度はX1.02、用途はX1.03等で0.96の近似値になったとものと思われます)

(脚が短めで基本係数が0.98くらいの選手が競技レベルが高いと、
SB値が105%にもなる場合があり、実測データがそうなっている選手もありました)



ドロップバーのロードバイクの場合、
ここに挙げた計算式で
おそらく80%以上の皆さんが最適数値近くになると思っています
一度ご自分の計算式を試してみてください

ハンドル落差の目安はココ↓に挙げています
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-547.html=「ハンドル落差の話の続き」

過去の関連記事↓
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-547.html=「96%」
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-548.html=「96%じゃない場合」
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-552.html=「96%なんてくそ喰らえ」
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久しぶりに少し高い買い物をしてしまいました
しかも
継続して使うかどうか怪しい物を(笑)
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↑この「エリート・クロノワイヤレス・エラストゲル」というローラー台なのです

昨今、パワーメーターで「今何ワット出ている」という出力を目安に
トレーニングに励んでいる方が急増して、しかも着実な成果を上げている
こんな事実を目の当たりにして
負けてられん「私も何とかせねば」と思っていたのですが、
いかんせん
数十万円の出費はどうしょうも無く、断念しかかっていた時、
思い出したのがこれ↑だったのです

これなら実売5万円ほどの出費ですむし

ローラー台としての性能も
静粛性、実走行感共に申し分ない!ということで「お買い上げ」ということになったのです

ワイヤレスの表示部分にはワット数以外にも色々な表示が出て
これなら
比較的飽きずに続けられそうなんですが
根っからのローラー台嫌いの自分がどこまで我慢できるか???

テレビ&DVDも装備しようかと思っています

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表示画面はこんな感じ
それにしても240w継続は地獄ですね・・・フ~



ライダーの体重やギア比、負荷率から計算された「傾斜度」など、トレーニングに役立つ情報が表示される・・・・らしい(まだ使い方未習熟)
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この夏は炎天下からおさらば!、
エアコン+扇風機でガンガンに冷やして♪♪♪♪
夏バテ知らず♪♪♪♪(そう上手くいくかな?)

豊中店でこの5月まで三年間頑張ってくれていた
「石黒利春」さんが
無題
このたび彼の地元高槻市に新しくサイクルショップを開店されました


♪♪♪ 夢の実現です ♪♪♪

名前は、「BLAST」
住所は、〒569-1046 高槻市塚原1-3-15
電話は、072-668-1075
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F51%2F6.331&lon=135%2F34%2F32.113&sc=4&ac=27207&mode=map&size=l&type=static&pointer=on&layer=4
地図はこの↑あたりです(中心点)
HPは作成中とのことです

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コツコツ貯めた資金での開店ですから
商品の充実は、まだ発展途上・・・とのことですが
話題の商品はちゃんとおさえていて
これからが大いに期待できます

メカニックの腕と製品知識はシルベストに入る前からの折り紙付き!
几帳面な人柄とあいまって、

確実で丁寧な仕事を期待していただいてよいと思います

工具類の充実と整頓がそのことを表わしていますね

自転車整備士の免許保持は勿論、自動車の整備士でもあります
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ロードバイクの展示が今は中心ですが
彼は、MTBや小径車にも造詣が深く、広い守備範囲を誇っています


シルベストでお買い上げいただいたバイクの点検や整備も
快く引き受けてくださるとのことです
この近辺でトラブルに見舞われた折には是非ご利用ください
勿論、
トラブルの際でなくても
是非、訪問のうえ、ご愛顧にしてあげてくださいね


仲間の躍進を心からお祝いし、応援いたします
どもども、帰ってきました

今回のアメリカは、
実は、スペシャライズド社の「デイーラー・カンファレンス」
にご招待いただいての出張だったのです

現地4日間のここでの内容は、
同社の2010年新モデルに関する解説を受け、徹底的に試乗をして
さらに
感想や意見を出し合い、将来の製品に活かしていくというものでした

多数の素晴しい新製品とその開発の経緯、
さすがの規模とその気迫に感銘も受けました
これらは、
これからしばらく (特に「これはエエよ」な物に絞って)
順次、このコラムでも紹介させていただこうと思っています

さて
このカンファレンスのカリキュラムの中でも とりわけ興味深い内容だったのが
「BG = Body Geometry、ボディージオメトリー 」(生体の幾何学的検証とでも訳せるのでしょうか)
・・・のサドルやシューズ等の製品群の開発にかかわる一連の話しと
このBG理論に基づいたフィッティング「BG-FIT」でした
開発者の Roger Minkow(ロジャー・ミンコウ)博士↓とも個別にお話しさせていただく機会もありました
無題
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博士が手に持っておられるのが
博士のニックネームを冠した秀逸な新作「ROMIN (ローミン)」です

これについても追って紹介しますが・・・


今回は宿題の「アティークオーダーサドル・TT用」の解説です

ご存知のように
「アティーク」の工房で各自のおしりの型を採取して完全にオーダーメイドで作れるサドルです

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文字通り今回はTTバイク向けのサドルのオーダーだったのですが
TTの要素を加味したということで、一般のロードバイクに充分快適に使えるサドルです
そして追加して言うと、期せずして前出の「ROMIN (ローミン)」サドルに酷似したコンセプトを持っていました
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今回はクレイモデルの削り込みもさせてもらいました
(この作業はサンツアーで製品開発をしていた時にたらふくやっていましたからお手の物です)


考え方の基本にあるのは
SMP↓や
06prova.jpg
スペシャライズドのBGサドル↓
BXBBB.jpg
・・・と同様に骨格の認識
そして
骨格へのコンタクトポイントを大きな面積で分担すること
恥骨付近と坐骨付近の二箇所のコンタクトポイントを持っていて、
その高低差↓を意識すること
dasasas.jpg


恥骨が当たる部分は、恥骨縫合部や尿道などに干渉を少なくするために
真ん中をやや凹め↓
恥骨の両端部を安定して受ける(赤い)部分を確保すること
この部分の左右幅は個人に合わせて必要十分に確保すること
(これより先の先端部は内股との干渉を考えて細くしたほうがいいですが・・・)
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前出のRoger Minkow博士も言っていたのですが
下の↓赤い部分は、せり上がっていることによって
上体の前傾を持ち上げるようにフォローしてくれる働きがあってフォームの安定につながる
・・・・という働きがあるようです
GGGFDRT.jpg

と、ここまでは一般のロードバイクのサドルにも共通しているのですが

以下がTTバイクのための特別仕様です
下の写真のように座るポイントを合わせて並べてみると解り易いのですが
鼻先の3㎝程をカットして、うしろを伸ばしたような設計になっているのです
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私はかねてから、安全走行のため、一貫して(小柄な人は特に)出来るだけ後輪に重心が残るように
ハンドルもサドルも後ろよりにセットすることを推奨してきました
(詳しくは過去の「これはエエよ」↓を参照してください)
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-335.html
でも、原則として下り坂や急減速が無く、しかもきつい上体の前傾が要求されるタイムトライアルでは
サドルの前のほうに腰掛けることが一般的です

トライアスロンの規則ではサドルを前にかなり出せるのですが、
ロードのTTの規則では他の一般ロードレースの規則に準じるためあまり前に出せません
(これは日本選手など短足選手にはかなりの死活問題です)
そこで、
このようにサドルの前のほうにシッティングポイントを持ってきたサドルを作ってもらった
というわけです

とにかく素晴しい出来でした
厳しい前傾で会陰部をサドルに押し付けるような状態で
その部分にほとんどスポンジが入っていないにもかかわらず
抜群の快適性で、しかも安定した回転も維持できました

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ヌードの状態ではこんな感じ、美しいカーボンの造形でしょ
しかも140g程度と超軽量なサドルなのです

表皮は何度でも張替えが可能(有料ですが)なので
長い目で見るとコストパフォーマンスにも優れています



アティークのオーダーサドルについて
詳しくは↓こちら
http://www.ac.auone-net.jp/~atik/
http://jonny40.blog92.fc2.com/blog-date-200906.html
このお題も放置したまま忘れていました
(考察してみたいお題を忘れないように先出ししておくのですがついつい先送りに・・・)

さて、

社団法人日本体育学会に 2007年、ある研究発表がなされました
それは、
競輪学校や順天堂大学、日本サイクルスポーツセンターの協力を受けながら発表された
ペダリングに関するものでした
信頼性も紹介されたその研究論文の前段の中に
「ペダルを踏む力の実に55%以上が自転車の推進力に使われず無駄に消えている」
・・・というショッキングな報告がありました
予測をはるかに超えた大きなロスの数値に愕然とすると共に
これを改善、克服できたら誰にも負けないアドバンテージを得られるのではないかという
興味も大きくなりました

どういうことかというと・・・
GGGHHHHF.jpg
上のイラストのように
ペダルを完全にまーるく、接線上にパワーを発生できるように回せたら
この時はペダル踏力が100%推進力に生かせるのですが
実際の人間のペダリングでは
少々自転車競技の経験がある選手が良いペダリングを意識しても
ある速度域以上では、下↓のイラストのように
無駄な位置で無駄な方向に力を発揮しているようです
cdaddad2_20090706103604.jpg
(このイラストは上記ソースから情報をインプットした私が、記憶と自らの概念に基づいて書いたイメージ図で、
実際のデータ数値をグラフにしたものではありません
赤い矢印の「方向」は力が加わっている方向を、「長さ」は踏力の強さを表しています)

最も効率のいい(B)あたりでパワーを出そうとしても惰性で大きなパワーになるのは(C)あたりで
(D)では真下に来たペダルを真上から踏むという
何の推進力をも生まないエネルギーの発揮になっているようです
そしてさらに(E)あたりでは
反対側の脚(右足なら反対側は左足)の踏みおろすスピードに負けて
ペダルが脚を押し上げるように、逆の(マイナスの)踏力すら生んでいます
bbbvvvnnnxx.jpg
以前この↑イラストで紹介したのですが
左右の脚が共に下に踏んで打ち消しあっている状態なのです
この場合も先ほどの(D)の位置もペダル踏力は
あたかも「ペダル軸をへし折る方向」にしか使われていないのです
共になんとか克服したい「究極の無駄ペダリングです」

解っていても改善はなかなか難しいものである事
そして
改善へのアイデアである「矯正ギア」に、この論文は言及しています



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速度や回転が速くなると意識だけでは改善が図り難いようですが
理想に近いペダリングとして
上↑のイラストのようなベクトル図(これも私のイメージイラストです)が紹介されていました
私の感覚を添えるとすると
①では前へ
③で大きなパワーを発揮するために②あたりを踏み込み
④では気持ちの上では踏みやめているのですが踏力が残っています
引き脚への意識によって⑤あたりでまだ回転方向にベクトルが残っていて
⑥では少なくともマイナスにならないように引き上げ「スピード」を意識している

これは私が以前ここで↓紹介した「台形ペダリング」に通じるものがあると思っています
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-401.html



ここで紹介した研究発表の
解説動画がここ↓にあります。参考になります是非お聞き下さい
http://tetsujin.tv/presen/
「矯正ギア」については↓
http://www.clubkong.com/gear.html


ペダル軸を折り曲げるために汗をかくのはもうやめにしたいですね
綺麗に回せると効率は飛躍的に上がります
Pho002_090614_alljapan_tsuji_F.jpg
http://www.youtube.com/watch?v=-nu71lun0mU
幸也やってくれましたね
せっかちな人は4分30秒辺りにカーソルをあわせて見てください(笑)

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