シルベストサイクルのスタッフ&ベテランチームメンバーによる「どうしてもおすすめしたい」サイクルグッズのインプレッション集です。
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フィジークにアリアンテというサドルがありますが、
どうも最近 不遇の扱いを受けているような気がするので、
実はとても良いサドルだということを知ってほしくて「これはエエよぉ」に書くことにしました。
以下アリアンテとフィジークの他モデルを比較して、アリアンテを軸とした「これはエエよぉ」なポイントを
ご紹介しますが、アリアンテ以外のモデルを貶めるような意図は全くありません。
今日はアリアンテにスポットライトを当てる日ということで、ご容赦ください。

画像 244
BG FITコーナーにレーザー水準器がやってきました。
これがアリアンテをオススメするうえで大きな味方になります。
ちょっとお借りします。

画像 239
フィジークは現在、脊椎の柔軟性をサドル選択の目安とする「スパインコンセプト」なるものを
提案していますが、これがアリアンテにとって逆風です
立位体前屈の深さによって、体が柔らかい「スネーク」の人にはロード/アリオネ・MTB/ツンドラを、
まあまあの「カメレオン」の人にはロード/アンタレス・MTB/ゴビを、
固い「ブル」の人にはロード・MTBともにアリアンテをすすめています。
が、これは根拠の薄い かなり大ざっぱな提案方法なのは明らかです。

こういう提案をされると、「体が固い=アリアンテ」だから「アリアンテを使っている人=体が固い人」
と言われているみたいで、アリアンテが敬遠される元となりかねません。
(誰しも 体が固いですね、と判定されるのはいい気がしません)

私個人はスパインコンセプトに基づいてサドル選びをすることをオススメしません。
ツンドラ以外のサドルはスパインコンセプト提唱以前から存在するので 後付けの理論に見えること、
フィジークの各モデルは連続性を持ったラインナップとは言いがたいことなどが理由です。
(例えばセラSMPのコンポジット、エボリューション、ストラトス、グライダーなどは
 一貫した設計の中で少しづつ形を変えていっているので、連続性があるといえます。
 アリオネ→アンタレス→アリアンテと連続性のある特徴づけがあるようには見えません。)

画像 240
スパインコンセプトが(私が思う限り)未成熟だからといって、フィジークのサドルまでが悪いとは思いません。
各モデルとも際立った特徴がありますし、実際に不満なく使っている人が多いということからも、
非常に魅力的なサドルを多数そろえているのは確かです。
今日は上のサドル(左からアリオネ・ツンドラ・アンタレス・アリアンテ)4つを比較した結果から、
アリアンテの これはエエよぉを引き出してみたいと思います。

画像 227
まず、サドルの先端に薄いスペーサーを積むことで、サドル上面が水平セッティングになるようにしました。
完全水平かといわれれば ちょっとあやしいですが、おおむね出ていると思いますのでご容赦下さい(笑)。

画像 241
↑アリオネ
画像 233
↑ツンドラ
画像 230
↑アンタレス(ちょっと前下がり?一生の不覚)
画像 226
↑アリアンテ

まずサドル上面の形ですが、アリアンテだけがかなり大きく凹んでいます。
この凹み量の大きさが 包み込むような乗り味と、尿道に強く訴えかけない接触感に
つながっています。これは(フィジークのロードモデルでは)アリアンテだけの特徴です。

サドル上面の凹み量を示すだけなら水平セッティングにする必要はありません。
ここからレーザーの出番です。
画像 242
↑アリオネ
画像 234
↑ツンドラ
画像 231
↑アンタレス
画像 228
↑アリアンテ

レーザーの交点をサドル先端から160mmの位置に設定しています。
交点から横に伸びる光跡にご注目下さい。
アリアンテが特に横に丸い形状をしているのが分かります。
この4つの中では唯一 光跡がサドルの端でかすれて見えるほどの丸さです。
この横方向の丸さは、(フィジークのロードモデルでは)アリアンテだけの特徴です。

最近は、メーカーを問わず 横方向に丸いサドルというのが少ない気がします。
入手可能な現行モデルでいえばセライタリアなら新型フライト、セラサンマルコならリーガル、
(リーガルeではありません。リーガルです。横の丸さが全然違います。)
プロロゴならスクラッチといった感じでしょうか。
私が、使ったことのないサドルを手にしたとき まず見るポイントも「横の丸さ」です。
それさえ自分に合うのであれば、(レーサーパンツのパッドもクッションの量に含むので)
サドル自体のクッションの多寡はあまり問題ではありません。

レーザーを当てる160mmという数字の根拠ですが、
これはいろいろ試してみたところ アリアンテと他モデルを比較した場合
アリアンテの光跡がもっとも顕著に違って見える絶妙な位置だったからです。
つまりアリアンテをより良く見せるためのきわめて恣意的な数字なのですが、
今日はアリアンテのいいところをご紹介する日なのでご容赦下さい。

斜め上からも撮っているのでこちらもどうぞ。
画像 243
↑アリオネ
画像 235
↑ツンドラ(サドル真上に意識的に平面をデザインした、跳び箱形状ですね)
画像 232
↑アンタレス
画像 229
↑アリアンテ(やっぱりすごい横の丸さです)

この角度から撮った時の光跡をできるだけ同条件で比較したかったので、
サドル上面を水平セッティングにしています。レーザーも真上から当てるように心がけました。

画像 236
ツンドラとアンタレスでレーザーの交点位置が違うように見えるのは、
サドルの長さがあまりに違うためです。いずれのサドルも先端から160mmの位置を
交点としてレーザーを当てています。

画像 237
アリアンテのこれはエエよぉなポイントはまだまだあります。
先ほどの写真のツンドラとアンタレスはサドル裏のベースが硬質なものなのですが、
アリアンテの場合はかなり特殊なベースです。
サドル裏、ケブラー色になっている部分のみ 非常に軟質なんです。

画像 238
注:ケブラー色とは↑こういう色の部分です。
サドルのクッションを指で押すと、裏側がふくらむくらい軟らかいんです。
その程度でたわむくらいなので、人が乗ると当然 かなりたわみます。
これはアリアンテだけの特徴です。
(アリアンテであれば金属レールでもカーボンレールでもこの仕様のベースですが、
 下位モデルのアリアンテ ガンマのみケブラー裏ではありません。)

アリアンテはサドルのクッション自体も フィジークの他のロードモデルと比べるとやわらかくなっています。
サドルの鼻先(ベースの構造が影響しない部分)を指で押しても明らかにやわらかいです。
このやわらかクッション+たわみベースを根拠としてスパインコンセプトでは
アリアンテをブルの人用サドルと認定しているのだと思いますが、
単に「前傾をとれない人はアリアンテにしたら」というような提案方法では、
アリアンテをすすめるどころか敬遠されるばかりで もったいないというのが
今回アリアンテをご紹介したいと思った理由です。

アリアンテは「百人中 何人までが問題なく使えるか」と考えた場合
かなり多くの人に使ってもらえるタイプの、人を選ばないほうのサドルだと思います。
(と思えるのは私がアリアンテを使えるから だけなのかも知れませんが。)

これを読んでいただいた方が「フィジークがブル用と言ってるから」と言わずに
一度アリアンテを手にとってくだされば幸いです。

最後に
画像 261
梅田店のま~ちゃん店長はアリアンテのヘビーユーザーです。
ロード3台、シクロ3台(シクロ3台はすごいですね)に付いているサドルの内訳ですが、
アリアンテ2個、アリアンテ ガンマ3個、リーガル(eではない)1個だそうです。
アリアンテ系以外の1個がリーガルなのも、やっぱり横に丸いサドルだからというのが大きいようです。
今日も通勤バイクがアリアンテだったので、写真を撮らせてもらいました。

画像 262
たわみ系サドルなので 表革がやれてきますが、いい雰囲気です。

画像 264
画像 263
アリアンテのケブラー裏部分の軟らかさについてですが、
上の写真が押す前、下の写真が押しているところです。
写真をクリック→別タブでそれぞれ開けて比較するとよく分かります。
指の力だけでこんなに局所的に変形するので、
乗り心地の良さに関わっていないわけがありません。
名作です。
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愛用のサドルを見事に復元させてもらってきた
    スタッフ「キリちゃん」こと堀記理子のレポートです
(てnち)

「アティーク」という工房の、「キタさん」
彼は今、オーダーサドルのお店をされています☆
→→ アティークatk キタさんのお店のHPは、コチラ!!
→→ ブログはこちら
「オーダーサドルには憧れるけど、まだまだ、オーダーでどこを削ってほしいとかまで
 つきつめて、自分のフォームや癖の事を分かっていないし、
 とてもとても、オーダーなんて、敷居が高い!!」

そう思っていた私です。

しかし、ひょんな事から、
そんな彼は、サドルの張り替え(リペア)も、
お仕事として、されている事を知り、
RIMG4023.jpg
すっかりボロボロになっていた私のサドルが、
こんなにピカピカのサドルに、蘇らせてもらえました。
005_20091010030605s.jpg
→→ 貼り替えの様子は、コチラ!!

今回から、新作の、高い皮にレベルアップされたそうです!!
(日々、サドルに合う・皮について、勉強されているキタさんです。)
もう、これ以上ないだろうという、一番高い皮を
今後、使われる事にするそうです。

「リペアして、本当に良かった!!」という気持ちで溢れるキタさん。
原材料費は飛び跳ねて上がっているのに、リペア代金はそのまま…。
ありがとう。キタさん!!

「今、乗っているロードバイクのデザインに合わせたサドルにしてあげるよ」と
言ってもらえたので、

自分のロードバイクの写真をお渡しし、
そしたらサドルのデザインを、8種類も考えて下さいました。
(私は、その中から、好きなデザインを選ばせてもらいました♪)

私の希望は、
・黒ベースなこと
・「KIRIKO」の文字をいれてもらうこと
  (オリジナルティに憧れていたので♪)

早速、ロードバイクにつけて、乗りましたが、
「凄く、イイ!!」
座った感覚が、高級感ある外車の皮シートに座ったような感触で、
なおかつ、前回のサドルの形状は、もちろんそのままでした。

6,000円
の張り替え代金に、ネームをいれてもらったのでプラス1,000円
(フレームや、ヘルメットにも貼れるようにと、「KIRIKO」ステッカーを何枚か、
 プレゼントしてもらいました!!どこに貼ろうかな…♪)

今回私は、あまりにサドルが古くなったので、
また2万数千円出して、サドルを購入しようと思っていたので、

本当7,000円で済んで、
オリジナルティまで出て、とてもうれしいです。
ありがとうございました。

今まで自分が使っていたサドルの皮をはがして頂いたら、
なんと、私の癖まで分かってしまったようです。
それは、自分でも意外な点でした。
そこは、今後のペダリングに活かしたいですし、
今度、「リぺア」をお願いする時には、少し修正してもらいたいです。

(リペアの時に、事前に相談していたら、そこも微調整してもらえるそうです。
 これは…、お得ですね!!!)

PS.私はSMPのコンポジットが好きです。
  それまでは、SMPのエボリューションを使っていたのですが、
  パットが入っていると、逆にペダリングの時に邪魔になるので、
  今はパットの入っていない、コンポジットサドルに変えたのですが、

  エボリューションサドルの、パット無し、のタイプが、コンポジットサドルなので、
  今回のリペア等で出すと、エボリューションのパットをはがしてから皮を貼って下さり、
  コンポジットタイプに、変更する事も可能だそうです☆
  
  その他にも、
  思いもよらない事が、リペアで実現するので、
  ぜひ、「アティーク」を、頼ってみて下さい!!
  大変、お勧めです♪

私は、ロードバイクに乗り込んで、
すぐにサドルも使い倒してしまうので(笑)、
「リペア」があると、とても経済的に助かります!!

(以下、補足はてnち山崎)

彼のオーダーサドルがオススメなのは
このコラムで今までに何度もお伝えしてきた通りです

結構忙しくなってきたようなのですが、
まだ手隙の時間もあるようで
それと
これまでのノウハウを生かして
サドル表革の張替えのサービスもしてくださることになりました
サドルは
案外消耗品なのですが、
そのほとんどは表革の磨耗や落車による破れでした
でもこれからは
専門家が張り替えてくれます

それだけではありません
パッドスポンジの量の調整や
骨などに当たる箇所の削り取りもできるということで
自分の好みのサドルを
さらに自分に合わせる微調整ができるのです
その上で
キリちゃんが書いていたようにカスタムペイントやマーキングまでできるのです
これは
利用しない手はないと思いますよ
シルベストサイクルの各店でスタッフにご相談いただくか
彼のHPに直接問い合わせてみてください
今日は
とにかく真剣に練習に打ち込み、探究心も旺盛な
クラブシルベストが誇るBR1選手シャドマンさんにお願いした
お奨めレポートです

20070319201015.jpg


(シャドマンさんのレポート)
最近、サドルを変えました。

サンマルコのコンコールライトです。

はっきり言って見た目は古いです。
ただ、
古き良き物、選手が変えようとしない魅力がこのサドルには隠されているはず。

何より、サイクリスト歴が浅い私は
この古臭さが『ベテラン』臭をかもし出す良いアイテムになるだろう・・・と。



で、座ってみたらこれがいい。
何が良いって、お尻にフィット。
(生理用品のキャッチフレーズ見たいやなぁ。)

何でもフィットすると気持ちが良いものです。
このサドルはその気持ち良さがあります。

座った感じはこんなものでしょう。



ペダリングの感じは
・・・お尻が固定され、体幹から足先までダイレクトに伝わる感じです。

フラットな座面のサドルは自由に腰の位置を変えられる利点がありますが、
逆にペダルを踏むたびにお尻が下がり、
踏んだパワーを殺しています。
(サドルに背もたれがあれば、楽にペダリング出来るはずですよね。)

このサドルに変えてからお尻の固定力の重要性を知りました。
多分、カーボンの座面の物のようにクッション素材を使用しないものが一番ダイレクトに力を伝える事が出来るのだろうと思います。
ただ、長くは座れないでしょう。

コンコールライトは
あの極端なまでの反り返りが最大のウリなのです。

もう一つ、
私が評価する点は、
サイドのアールの浅さです。
他のモデルと比べてみると明らかですが、アールが小さい。

これによって
内ももがサドルを通過する際の補強力が増すように感じます。
横から見るとサドル自体の厚みもありますから、
その点も関係しているのでしょう。
ペダリングがスムーズに行えます。



お店で他のサドルと比べて分かったのですが、
なんと
SMPストライクの『ストラトス』と座面の反り返り&サイドのアールが偶然にも一緒。

SMPはコンコールの進化型と思えます。
コンコールで恥骨が圧迫される方はSMPを試してみるとよいかも。
私はコンコールで問題ないので、安上がりで済みました(*^^)v



もうこのサドル離せません。




(以下/文責てnち)
そうですね
最近、自分用に
長距離にはSMPでいいと思っているのですが
ピストなどにはこのコンコールがいいのではないかと・・・・
高回転には恥骨部分を押し上げる圧力も効いているような気がしてならないのです

あ、それと
20070319201056.jpg
↑この裏面を見てください
2つの坐骨があたる部分と1つの恥骨が当たる部分がへこませてあるのです
(楕円状につや消しになっている部分)
コンコールライトは単なる復活じゃなかったのです
見えない部分に研究にもとづく進化を潜ませていたのです


20070223175135.jpg

もう多くの皆さんに知れ渡っているかもしれないですが、
私はかなりのSMPファンで
4台の所有ロード系バイクの3台にまでSMP「コンポジット」というカチカチのサドルをつけています

別にマゾっ気が有るからではなく
カチカチでも骨盤周りの骨とサドルが広い面積で当たるように研究されていて、
しかも尿道も保護されていて極めて調子が良いからなのです
(そのあたりは時間が有れば、またこれ↓でも参照ください)
SMP「コンポジット」のお勧め記事
その惚れ込み方は1年近く使い続けても変わらないので、
かなり確信を深くしています

そのときに
この「コンポジット」に少しスポンジを乗せた「エボリューション」も試したのですが
印象はインパクトに欠けるものですぐに手放してしまいました
それから1年が経過し
新しく写真の「グライダー」と「ストラトス」が発売されました
先日
お買い上げいただいたお客さんの「グライダー」に乗せていただく機会があり、
非常にいい感触だったので、使ってみることにしました

お尻を1点に保持する保持力では
コンポジットの方が上でしたが、
逆に言うとお尻を前後させたときに違和感がほとんどありませんでした

「エボリューション」と比べるとスポンジの量は多いのですが、
やや硬質なスポンジなのでしょうか
しっかり感があって左右にに揺れることも無く
スムーズなペダリングを阻害するようなこともありませんでした

快適性はもちろんさすがSMP!
これならパッドの付いていないパンツで200km走っても大丈夫(大げさ)
と思えるほどでした
これはお勧め、
「やっぱりあかんかった」という人は、これなら少ないと思いますよ
価格がなんといっても壁ですが・・・・
(私は、サドルやハンドルにはフレーム以上にお金をかけても良いと思っていますけどね・・・)

SMP紹介のホームページ
↑上の紹介文の中では
「脚内部の血液循環を効果的に促進」なんてことも書いてある、それっていうことは「疲れにくい」ってこと?

「グライダー」のスポンジの角を削ぎ落としたモデルが「ストラトス」です
(文責/てnち山崎)


20061228001934.jpg
ひさしぶりに「いいなぁ」って思えるサドルに出会えました

私は現在↓このサドルに心を奪われており
SMP「コンポジット」(←クリックしてください)

それ以来ほかのサドルは購入していません

それでも、
お客さんの自転車に乗せてもらったり、
試乗車に乗ったり、でいろいろ乗ってみるのですが、
やっぱり買ってまで長時間乗る気にはなれませんでした

が、
この「カイマノ」は買いました

写真ではまったく違うサドルのように見えているのですが

大きな穴は空けられてないものの
実はSMPと多くの共通部分があるのです
まず、基礎知識として
↓を見ておいてください
「骨盤図解」

SMPと同じように恥骨があたる部分が逆アールになっており
さらに、坐骨があたる部分も丸くへこませてあって

骨が大きな面積でサドルに接するようにデザインされているのです
それでいて、
サドルの鼻をぐっと握ってねじっても「ねじり剛性」が高くて、高回転走行時も腰の安定感が損なわれないのです

SMPよりは着座位置を前後しやすいですが、
ホールド感は悪くありません

サンマルコの開発技術者が「このサドルはスイートスポットが広い」と言っていたのが理解できました

確実に進化しています
http://www.sellesanmarco.com/2007/581h001.asp
(BY,てnち)

<文責-てnち山>
いや~。こんなに気に入ったのは久しぶり、と言うか「ビオモルフェ」のハンドルかこのサドルかだ。
SN252985.jpg
  
3万円に近いサドルなのに
全ての自転車をこれに変更しようと本気で考えている。

昨年の秋のメーカーの内覧会で始めてみて「これは!」と思った。
何か、理想として追い求めていたものに迫れるような漠然とした勘があった。
・・・何が何でも常識だ・・・とまかり通っていた「サドルは水平につけないとダメ」に逆らっていたのも自分なりにはウケタ。
でも、触るとカチカチ、正直ビビりながら注文した。

2ヶ月くらい待って、やっと来て、初めてまたがったとき
「やってもた、失敗した」と思った。
しばらく乗ってもやっぱり痛い
「こらあかんわ・・・しまった」

ところが翌日、
角度をいじって、しっかりしたパッドの付いたパンツで100km程度乗ってみたらあら不思議よくなってきた(これって”M”?)

ポジションが定まって
しかも回転がきれいになる。
何より長距離、長時間走っても股間をすりむいたり,痛くなったり、おしっこの出が悪くなったりと言うことが無い。
日本海220㎞8時間も全く今までと違う。

何故なんだろうと、チョット考えてみた。

下の図を見て欲しい。
一般に恥骨があたる部分のサドルの形状は赤ラインのように丸くなっているが
このSMPは
黄色ラインみたいに逆アールになっている。
これによって恥骨にで当たっていたのがで当たるようになったのかもしれない。
SN2529861.jpg


SN2529841.jpg

坐骨恥骨の両方が上の写真矢印の2箇所で当たっているからではないだろうか。

これまでの物は坐骨か恥骨かのどちらかが座面に当たると片側が浮いていた。
同時に当たるように角度を調整してやると、急に良くなったのもそのせいかもしれない。

さらに
後ろのとがった坐骨があたる部分は丸くへこませてある、これも、できるだけ広い面積で受けようとしているのだろう
(平面で受けるより凹面で受けた方が単位面積圧力は小さい)

ドイツの医学系の研究機関がかなりの時間をかけて練り上げてきた(そうである)だけの事はある。
(形だけまねている台湾製などとは違うのは当たり前だわなぁ)

えらいサドルにめぐり合ってしまった。
他のサドルのインプレ記事はしばらく書くことがなくなるだろう。
(by、てnち)



後日追記
smp_tec01.jpg
これは、最近追加された、「SMP」のホームページの写真ですが
このように私が↑で解説していた通りの記述がされていました

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